吉報きたる

そわそわしながらマンデーで指しているところへ合格電話がかかってきて、奈津子さんと抱き合って喜び、生徒さんに「ありがとうございます」と感涙しながら握手するシーンをイメトレすること2週間。実際は意外に早く朝イチで吉報がやってきた。しかも第四希望だと言う。全くイメージしてなかった結果に頭の中はがあああああん、後ろで京葉線はゴオオオオオン。いやーめちゃんこ遠いところになっちゃった。これは自転車漕いで痩せなさいという天からのお達しでしょうか。

何の話かというと江東区は日本一の保育園激戦区なのです。第四でも入れない人も何人も知ってるので、本当に幸運なことなのです。とても勝ちあがれないとは思ってましたが、一方で江東区で唯一の女流棋士なんだ。自信を持て自分、という気持ちで途中からは取り組んでおりました。この2年間認証もファミサポもシッターも使いながら働いていたではないかと。発表日がマンデーだったので、マンデーの生徒さんに祝福してもらえる姿を勝手にイメージしながら…。みんなありがとう。マンデーのみなさんのおかげです。心の中で勝手に支えにしてもらっちゃいました。これで親子ともども中途半端な状態から一歩前進、春から新生活です。そうなったらそうなったで、とても複雑な気持ちなのですが…。母親はいつだって割り切れることはないでしょう。だって人生を預かっているんですから、こんなに重いことはありません。どんな状態になっても嬉しくもあり、泣けてもくるものなのです。