名付け

まだ本気で考えてないんですが、ちらちらとその手の本やらサイトを見ると、まああるわあるわこまっしゃくれた名前の数々。どいつもこいつも読めないわ書けないわ。「凛」とか普段書いたことあるの佐藤先生ぐらいだって!
母親は随分前から盛り上がっていて、ある日電話で自信満々に提案してきました。「男だったら一哉(夫の名)から一字取って『ひし哉(ヒシヤ)』、女だったら『榧子(カヤコ)』はどう?」って………。
だ、ださーーーーーーーっ!将棋から離れて!!お願いだから!
次に父親が半ば命令のように言ってきた。「『正郎(マサロウ)』にしろ」。え、何故?と聞くと義父の「一正」とひえパパの「矩郎」で、「正郎」と…。「『矩正(ノリマサ)』でもいいぞ」って……。
何故じじ二人を掛け合わす……!?
グランマ&グランパに押されっぱなしの私も、ある日フト思いついた。「『三四郎』はどうだろう?」。夫に言うと「えーー姿三四郎かよ」。は?夏目漱石の方だよ!東大行ってるほう!
格闘家を連想されてあえなく却下され、次に出したのが『六郎』。結構気に入ってるんですが、全然相手にされませんでした。まあ単に私が藤田六郎兵衛の大ファンってだけなんですが。
なんだか今のところ、「ひしや」を超える候補が出てこないのが恐ろしいというか哀れというか。夫は完全にひえじま一家のセンスを不審がって、一人で考えようとしてます。候補作を教えてもくれません。えーん。