西表島一日目の1(05/06/27)

前日まで3日間アマ竜王戦の取材をしていて、刺激を受けてしまって頭が興奮して眠れなかった。3時すぎにようやく寝て、5時に出発。家からタクシーで羽田に向かったらわずか20分!だった。なんて楽なんだ〜。
最初は明かりがついてなかった羽田の出発ロビー、5時半になってようやくぽつぽつ付きだす。6時45分石垣島行きに搭乗して、いざ南へ〜。

(飛行機から見た八重山諸島のどれか)
機中の楽しみは「翼の王国」。この雑誌は写真とレイアウトがすごく凝ってて、ぼーっと眺めているのが楽しい。機中Ipodでうっかり松田聖子聴いてしまって、その後一日中「青い珊瑚礁」が流れて大失敗。
3時間ほどで石垣空港に着く。ものすごい熱気!すぐに石垣港に向かい、フェリーを待つ。あまりの熱気と、想像していたより石垣島がさびれててすでにへこたれそうになる。
今回の旅行で一番鬱だったのがフェリー(40分)。去年小樽の遊覧船で吐いた苦い経験があって、全く自信がなかった。「だったら何で船に乗らなきゃ行けないような所へ?」というツッコミは禁止です〜。
安江観光のフェリーは、とっても早くて大きくて、冷房も効いてて、全然酔わなかったです。心からほっとした。もう大丈夫だ。
西表の船浦港着。石垣とはうって変わって緑生い茂る島だ!やったあ!うっぷん晴らすかのようにテンション上がる。そしてまず、上原にある食堂へ!!

着いたら絶対デンサー食堂か新八食堂に行こうと決めていた(デンサーは当日休みだった)。念願の野菜ソーキそばですよ!

うみゃあ!!ソーキ(骨付き豚)が香ばしくて、かなり美味しい。スープはあっさりしてるけど、ダシ効いてる。ビヤーチ(沖縄の胡椒)をかけるとまた味わい深い。
食堂の中は冷房が効いてて、テレビがあって、いいともやってた。テレビ見られると思ってなかったのでびっくりした。地元の労働者がいっぱい居て、皆墨を塗ったような黒さに日焼けしていて、かなりびびった。
マヤグスクの人に食堂まで迎えに来てもらい、宿へ。

途中の景色も、宿の庭から見る景色も、緑の色が鮮やかでびっくり。ここは一日2組限定で、下が食堂と厨房、二階が客室となっている。客室へは外階段からも入れて、二世帯住宅みたいに気をつかわないですむ。
部屋のベランダからは、宿の対面にある月が浜が一望できる。

ぜ、絶景かな…。

窓の対面には大きな鏡台が置いてあり、鏡にもこの素晴らしい景色が映っている!

海までさえぎるものが何もないので、ダイレクトに風が入ってくる。気持ちええ…。

ウェルカムフルーツのパイナップル。いかにもな椎名誠の本ですみません。この人って写真すごい巧いのね!!びっくりした。この宿に泊まったみたいで、その時のことが書いてありました。